魚屋宗五郎座談会

橋之助
『魚屋宗五郎』チーム呑み会よろしくお願いします!

松江
今日(市村)橘太郎さんに教わってきましたよ。

橋之助
ありがとうございます。

松江
それに向けて昔の国立劇場の『魚屋宗五郎』の台本引っ張り出してきたら、今日ちょうど台本もらいまして、ありがとう。

橋之助
実は、神谷町小歌舞伎は今まで経費削減で台本はデータだけでのお渡しだったんですけど、今回初めて製本したんですよ!

橋三郎
テンションあがりましたね!

橋之助
ね!!!!
やっぱ製本した台本あると気合い入るっていうか実感めちゃくちゃ湧くよね!(笑)

芝のぶ
この台本すごく見やすいですよ!

橋之助
え!ありがとう!!実はこれは、僕と歌之助で文字起こししてデータ手作りしたのよ!(笑)

芝のぶ
若旦那が手入力で文字起こしされたんですか!頭があがりません。。。

橋之助
橋三郎やってくれないのよ。。

橋三郎
いやいやいや。僕パソコン使えないんですよ。。

橋之助
僕も小歌舞伎やる為に一から勉強しましたけど?(笑)

松江
それはもう完璧に覚えないとダメですね。(笑)

橋之助
はい!!!絶対!!(笑)

莟玉
ところで、お稽古は事前に集まってやる予定ですか?

橋之助
今の所は4月28日からかなと思ってる!

芝のぶ
若旦那、絶対に前から集まって稽古した方がいいですよ。

橋之助
でも、みなさん集まっていただくので悪いかなと。

莟玉
いやいや、僕も先にさせてもらいたいですよ!

橋三郎
ぜひぜひお願いします!!

橋之助
いいんですか?

松江・芝のぶ
もちろんですよ!

橋之助
ありがとうございます!!日程調整します!!

莟玉
今回、梅花さん芝のぶさん以外は全員初役ですよね!国ちゃんは『魚屋宗五郎』はどのお役からですか?

橋之助
僕はね、一番最初は勘九郎の兄の宗五郎できっちゃん(鳶吉五郎)させてもらってその後に、父の宗五郎で三公(小奴三吉)。次が、磯辺の殿様(磯辺主計之助)で、またもう一回きっちゃん。だから、順当に宗五郎までの道を経験させてもらってるのよ!

莟玉
めちゃくちゃ出てますね!!じゃあその流れとして宗五郎をやるのは完璧ですね!

芝のぶ
松江さんはいかがですか?

松江
私は、おしげちゃん(茶屋娘おしげ)を3回やってます。

芝のぶ
松江襲名されるまでは女形多かったですよね。

松江
そうなんですよ!お尻の大きいおしげちゃんでした。(笑)

橋之助
橋三郎も初役で、しかも世話物でいきなり大役ですけどもどうですか?

橋三郎
いやもう大変です。(笑)セリフとか動きは頭に入れてても、いざどうなるのか全然想像つかなくて。でも、若旦那の宗五郎で三吉をさせてもらうって言うのは気合いが入りますし、すごく幸せな事だってすごく感じます。

芝のぶ
用事の多い世話物のこういうお役は大変よ。

莟玉
そうですよね。三公は特に用事が多いですからね!

※用事とは
お芝居の中で役としてやらなくてはならない約束事や決まり事

橋之助
初役が多い今回の『魚屋宗五郎』ですけど、だからこそ、僕は一門のパワーを存分にお客様にお見せしたいんです!

松江
ね、ほんとにさ、本興行でも一門でやりたいですね!

芝のぶ
成駒屋一門でできるんだ!って言うのを示して行きたいですね。若旦那が先頭を本気で走られてるのを見ていてすごく頼もしいですよ。そこに、おなぎさんで出られるのは幸せです。

橋之助
絶対にやりましょう!強い一門にならなきゃ!!

橋之助
まるちゃん(莟玉)は、おはまは萬壽のおじ様に教えていただくんだよね?

莟玉
はい!おじ様にお役を教えていただくのは今回が初めてになります。おじ様は色々な方の宗五郎でおはまを勤めてこられました。私の中でもおはまと言えばおじ様、というイメージがありました。

橋之助
習ってみてどう?

莟玉
この演目はチームワークが命、というのはわかっていても、実際に何をどうすればそのチームワークが生まれていくのか。お芝居を組み立ていく過程を丁寧にお教えくださいます。こういう時にこんなアクシデントが起こりがち、みたいなこともお教えくださるので、お稽古をしていただいていて、とても楽しいです。

松江
国生ちゃん(橋之助)は、芝翫さんに習ってだよね?どうですか?

橋之助
歌舞伎って難しいって毎回大きい役やる度に思ってるんですど(笑)今回もめちゃくちゃ痛感してます!でも、「しんどい」とか「できないどうしよう」よりも「めっちゃ楽しい」の方が強いですね!やはり、宗五郎は憧れてずっと見てました。そのお芝居ごっこでしかやってこなかったセリフを実際にやってるってのが幸せですね!みなさんの力を借りながら、強い一門を見せられるように頑張りますので、よろしくお願いします!

松江・莟玉・芝のぶ・橋三郎
よろしくお願いします!

橋之助
じゃあ、ここからはいっぱい呑みましょう。(笑)